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美味しい桃やりんごはどうやって見分けるの?

美味しいリンゴや桃の見分けかたも大事ですが、 「赤い実の味の良し悪し」 は、もちろん好みもありますが、なんと言っても品種により決まります。一般に 早稲種 は甘味に乏しく、美味しいものは 晩生 の種類に多いことは仕方ありませんね。 「赤い実の熟れる里」 のお奨めは? それは桃なら「あかつき」、リンゴなら「ふじ」、これは誰しも異存のないところでしょう。里の主力品種もこのふたつです。

美味しいリンゴの見分け方

まずは美味しいリンゴの見分けかたから。あまり難しく考えないで、 「手に持ってズッシリと重く感じるもの」 が良いのです。加えて、ツルが太いものが美味しいリンゴです。重さとツルの太さ、あと加えるなら形、色、つやが良いものがおすすめですね。

でもこれだけではちょっと愛想がないので、もう少し詳しく知りたい人のために説明しておきましょうか。リンゴの味を決める要素には

  1. 大きさと重さ
  2. ツルの太さ
  3. 香り

などがあります。

大きいリンゴは見かけは良いのですが必ずしも味はよくありません。中型からやや小型で、ズッシリと重く感じるものが良いのです。重いということは比重が高く糖度も高いことを示しています。
ツルは見た目にみずみずしくて太いものを撰びましょう。ツルが太いということは、それだけ樹の上で充分完熟させた証拠でもあります。
色も大事な要素です。一般には色の良くついたものほど甘みが強く味も濃いものです。但し袋をかけて栽培したりんごは、明るい色は付いているが、甘みが劣ることも多いのです。みかけにごまかされてはいけません。 「赤い実の熟れる里」 では 難着色種 といわれる「ふじ」を無袋で栽培し、樹上で完熟させています。これは着色は少々鈍いのですが、袋をかけたリンゴよりはるかに甘味が強く蜜もよく入るからです。
最後に香りですが、リンゴの香りの素は、アルコール類、エステル類などだと言われています。一般には、よく熟したものほど、リンゴ特有の良い香りを出します。但し、熟し過ぎて、発酵臭のように感じられるものは避けてください。