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一本の樹にどれくらいの数のりんごや桃がなるの?

これは果樹園のある地域の気候や土壌、肥料のやり方、果樹の品種や樹齢、剪定や摘果のやり方など様々の要因によって異なりますので一概に言うことはできません。しかし、標準的な例をお話すれば、10アール(a)あたり24本の木を植えて、大体10000から12000個、つまり一本の樹で平均500個くらいの果実を収穫することができます。

しかし美味しい 「赤い実」 を安定して育てるためには、ただたくさん収穫すれば良いと言うものではありません。また果樹というのは大変微妙なもので、例えばリンゴではある年に無理してたくさん収穫したりすると実にばっかり栄養がいってしまい樹の成長に悪影響を受けて、翌年に実をつけなくなったり収量が激減したりしてしまうことがあるのです。これはリンゴの 隔年結果 (一年おきにしか実がならない)と呼ばれる現象です。果樹栽培で大切なことは毎年安定して美味しい実の収穫をあげることですから、無理して収量を上げるのではなく、樹の成長を促しつつ、恵みである果実をほどよい量だけならせることが大切なのです。