なんで桃やりんごに袋をかぶせるの?
「赤い実の熟れる里」では無袋栽培を基本にしています。もちろん「黄金桃」のように袋を掛けないとその持ち味の美しい色がでないような品種は別ですが、原則は無袋栽培です。その理由は袋をかけた果実は見かけは綺麗ですが、味はどうしても無袋栽培の実に劣るからなのです。皆さんには、みかけに騙されないで、ホンモノの味を知る消費者になってもらいたいと思います。
それはさておき、果実に袋を掛ける理由は、
- 病害虫の被害が防止でき薬剤散布の回数が少ない
- 表面の荒れを防ぎ、また果実の葉緑素が退化して着色が鮮明になり、外観が綺麗に仕上がる
- 裂果(実の成長に伴って果肉が割れてしまう現象)が起きやすい品種では、これを防ぐことができる
ことなどによります。但し、有袋栽培はこのようなメリットはありますが、果実の糖度は無袋栽培に劣りますので、味を追求する「赤い実の熟れる里」では一部の品種を除いてやっていません。
袋を掛ける時期は早いほどその効果が高いのですが、あまり早すぎると落果しやすいので注意が必要です。また確かに袋をかけると病害虫の浸入を防ぐことができますが、袋を掛ける前の消毒が不充分だと、却って害虫の繁殖を助けてしまいます。消費者におもねり過ぎて、みかけだけ良くするのも考えものですね。
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